50代からのナース・看護師求人と働き方

人生100年時代の働き方を考える　〜看護師(ナース)〜

 

人生100年時代が到来するといいます。
という事は今50歳だとしたらまだ人生の半分という事です。
年金もこの先、あてになりそうにありません。

 

今後ますます将来への不安は広がります。仕事は？家族は？老後の生活は・・・。
現在は70代、80代も昔と違い、元気に働いている方が大勢いる時代です。
数十年前なら考えられない事です。
この先の未来は100歳過ぎても元気に働く人が大勢いる時代がくるのでしょうか？

 

人生のセカンドステージについて考えます。
看護師の専門学校も高校卒業後や第2新卒など若い世代だけではなく
子育てを終え、50代、60代になってから看護学校に入学し、新たに学び国家資格を取得し
一生モノの看護師という仕事にチャレンジしセカンドステージを歩む方が増えてきています。

 

看護師は本当に人手不足？年齢のハンディは？

看護師求人において、ナースの実務経験はとても大事です。現場を体験している場数にはかないません。
20代未経験の看護師よりも50代看護師経験ありのナースの方が有利に転職できる病院・クリニックが多数です。
では、50代経験なし看護師の場合、その強みは何でしょうか。これまでの主婦経験や一般事務の経験、また他の業界の経験は果たして役立つのでしょうか。
同じ未経験の新人ナースならば、若い方が覚えも早いし体力もあるし教育しやすい、という事で一般的には若い方が採用が決まりやすいと思うでしょう。
しかし、医療機関は多岐にわたります。
例えば、新卒の看護学生や若手看護師はERなど気力体力、瞬発力勝負の急性期で経験を積むという方が多いですが、緩和ケアなど本人やご家族に寄り添った接し方が大事な病棟ですと、やはり人生経験が豊富で人の痛みのわかる看護師さんの方が患者さんやご家族にとって心強い存在になるのではないでしょうか。

 

大病院や個人病院、クリニックや外来、病棟や、病状、患者さんの層、ご家族との接し方によって合う仕事場、合わない勤務先が全く異なるのです。

 

なのでこれから50代、60代で、未経験、看護理経験なしの新米ナースを雇うメリットというのは大いにあるのです。
人生経験は大きな強みなのでそこを面接でアピールするのもありでしょう。
また、若い新人ナースのほとんどは入院した経験がありません。患者経験がない看護師が多いのです。
若くして看護師になろうと思う人は大体、体力に自信のある人が多いからです。
確かに体力勝負の仕事ではありますが、体力勝負だけでない病棟も沢山あるのです。

 

例えば、入院患者の経験のない20代の新米ナースと、入院患者の経験のある50代の新米ナース、どちらが患者さんの気持ちがわかりますが？患者さんやご家族に寄り添えますか？
例えば、自分が患者だったらどちらのナースに看てもらうと安心しますか？
病院側はもしかしたら若い新米ナースの方が覚えがいいだろう、体力もあるだろうという理由で雇いたいと思うかもしれません。
しかし、現実は人間相手の日常業務なのです。
気持ちが落ち着くという事は診察を受ける側にとってすごく重要なことです。

 

医師もそうです。多くの医師は治療する側しか経験がありません。
そして日々の診察に追われ、機械的に患者を診る、こなしていく様な医師が多いのが現状です。
また怖いことに患者側には、なぜかそれが伝わってしまうのです。

 

そもそも病院、医療というのは患者さんありきなのです。
治療というのも気持ちや温かみの様なものが大事なのです。
病院のカラーにもよりますが、実際は中高年の人生経験というのは患者さんに寄り添った温かみを持った接し方が、働く上でとても大きな強みになるのです！

 

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